初心者向け

ガンプラ改造が捗る!最強ツール”ハイパーカットソー”使い方まとめ

前回はミキシングの幅を広げる3mm穴の作り方を紹介しました。
それだけでも十分ミキシングの幅はグッと広がるのですが、ソー(ノコギリ)を使えばその世界はより拡大!?
ミキシングの幅が無限大に広がること間違いなしです!

今回はそんな”使い方”を解説していきます!
ポン付けの次元を超えた改造に挑みましょう!

前回はコチラから!
気になる方はぜひ見ていってください!
この方法1つだけでもミキシングの幅はグッと広がりますよ~

ガンプラミキシングの幅が爆増する"3mm穴加工"のやり方! ミキシングはパーツを組み替えるだけでも十分楽しめます。しかし組み替え以外にも、ピンバイスを使えば、簡単にかつ絶大な効果を得られる工作が...

ソーとは?

冒頭で出てきました”ソー”とは上の画像のような道具です。ノコギリと思ってもらったらいいかな(厳密には違うかもだけど…)。

ソーはパーツを切断するために使います。
例えばこんな感じ↓

ニッパーでもパーツは切れますが、こんな綺麗にはいきません!
これがソーの実力です…!

オススメのソー

そんなソーですが、おすすめがあります!
・職人堅気ハイパーカットソー
・ハセガワ エッチングソーセット
この2つです。
しかし、ハイパーカットソーさえあれば大抵事足ります。
ハセガワのエッチングソーはサブで持っていればいいくらい。

そんなわけで今回は職人堅気のハイパーカットソーを紹介します!!

職人堅気

パーツを切断するなら今のところこれ一択レベルの道具!
これさえあればパーツ切断は無敵笑

個人的な注目ポイントはこの持ち手!


手に馴染みやすいため、と~っても持ちやすいです。その上軽いので作業中に発生する腕への負担も「ほぼ」ありません!

使い方

用途は簡単で、ノコギリと同じです。引くときに力を入れて切るという感じ。切断能力が非常に高く大抵の物はすんなり切れちゃいます!

ちなみに切断した跡は表面が少しざらついています↓

そのため、表面を整えるために400番で軽くヤスリがけをしてあげましょう!

“ヤスリがけ”という一工程を加えることで、ミキシングする際にパーツを合わせやすくなりますよ~!

オススメの厚さ

この職人堅気のソーですが、実は刃の厚さにいくつかの種類があります。

購入する際のポイントは刃の厚さが薄いものを選ぶです!
オススメは0.15mm!
おれも使っている厚さです。
プラスチックの切断なら十分事足ります!

ちなみに薄さにこだわる理由は、切断後に残ったパーツ面積を少しでも大きく残すため。
刃が厚いと、その分切断する面積が増えてしまい、その結果、残したかった部分が減ってしまいます。
なので、刃の厚さは薄いものがオススメです!

0.1mmもありますが、使ったことがないため、使い勝手は不明です…

気になる2つの点

そんな素晴らしい道具である職人堅気ですが、気になる点が2つあったのでご紹介。

それは、
①作業中に干渉する部分がある
②少し値段が高い

ということです。順番に解説します!

①干渉することがある

これは使ってから分かったことなのですが、パーツによってはこの部分が干渉して切れないときがあります。

持ち手と刃を固定しているこの部分ですね。
たまに深く刃を入れないと切れないパーツがあるのですが、そういった時にこの部分が干渉してしまい、それ以上刃が入れられないことがありました…

解決策は刃を入れている方向とは逆から刃を入れ直すこと。
これでほぼ解決します笑

解決策あるなら気にせんでええやんってなりそうですが、念のため…ね。

②値段

お次は値段について。大事な点です。
この職人堅気は1つ3,000円します!
道具を買い揃え始めた方にとっては高く感じますよね???
なんせHGクラスのキットを1つ買える金額です笑

しかしです!プラモひとつ買う代わりにこの道具を買えば…?
約束された無限大のミキシングの世界が手に入ります。
そう考えると、むしろコスパは良いかもしれません!

あ、余談ですが過去のおれは、道具1つにこんだけ払うなら、ガンプラ買うぜ!のスタイルでした。
極力コストをかけないよう、安いノコギリを買って使っていましたが…見事に失敗(笑)
高い物にはそれなりの理由があることを学んだのでした。

【番外編】オルファのホビーノコ

オルファのホビー用ノコギリこれを買うのはできたら避けたい。


おれは職人堅気を手に入れる前に買って使っていました。先ほど安いノコギリを買って失敗したいうのは、まさにこれのこと。

パーツを切断するという点に関してはこの道具でも問題なくできます。持ち手もついてますし、なんなら職人堅気よりも安い!

じゃあこっちの方が良いんじゃないか?と思いますよね?ですが色々と違う点があるんです…

おすすめしない理由

理由はこの3つです。
①持ちにくい
②錆びる
③切断面が粗い

詳しく解説していきます!

①持ちにくい

職人堅気を使ってから気付いたこと。
オルファのノコギリは持ち手が丸いです。
デザインナイフとかであれば円状の持ち手はメリット。人差し指を沿えられるので作業はしやすいです。

しかし、ノコギリとなるとそうはいきません!前後にギコギコするので、人差し指なんて沿えてられへんわ!笑
というわけで、ノコギリでの丸い形状は持ちにくいです…

②錆びる

これはおれの保管方法が悪いのかもしれませんが笑

このノコギリは刃に被せるカバーが付属してきますが、1つのみです。
刃が2種類ついているため、1種類は裸の状態で置くことになります。

結果、錆びます―それだけです…

③切断面が粗い

最後!オススメしない理由の本命です!

▲右側がオルファで切断した方です!

右側の方が切断面が粗いのが分かるでしょうか…?
どちらのソーを使っても表面を整えるためにヤスリがけはするのですが、オルファは切断面が粗いため、整えるまでに時間がかかります。(いっぱいヤスリがけしないと綺麗にならないんです…)

さらに、ヤスリがけの過程でパーツが削れ過ぎると、想定していたサイズよりも小さくなってしまうことも!
左右で2個必要なパーツだと、大きさに差が出ることも!‼(これは致命的…)

以上がオススメしない理由でした!

余談ですが、切断後に残るカスもオルファの方が多いです…理由は不明ですが…

まとめ

ソーがあるとミキシング製作が大幅に広がります!
オススメのソー
職人堅気のハイパーカットソー
・刃の厚さは0.15mmだとなお良し!

正直ちょっと微妙…
・オルファのホビー用ノコギリ

ツール紹介


すみません、なんと無いんです…ぜひ使ってほしいのですが、在庫切れでした…(他通販でも見つけられず)
一応今年の冬辺りに取り扱うみたいなことは書いてあったので、復活したらまた載せます!

強いていえば、ヨドバシをはじめとする家電量販店で取り扱いがある場合もあります。気になる方は一度探してみて…

うぅ…早く通販で買えるようになってほしいよ…


黒虎(くろこ)
東京で生まれ現在は兵庫県に在住。 小学生のころ友人の親からDVDを借り、ガンダムSEEDを見たことをきっかけにガンプラの存在を知る。 以降ガンプラを作ることはあったが、本格的に作り始めたのは社会人になってから。SNSへの投稿を経てミキシングという作り方を知りどハマり。ガンプラ製作が人生の一部になる。
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