ミキシング

完成作品 No.1

ダブルオーアリスクアンタ
2025年初完成作品。 前回の完成品が2024年7月だったから半年ぶり。
【ガンプラコンペ配信】イチニノコン5「俺のアシンメトリーコンペ」 への参加に合わせてこの作品を作った。
前半は完成写真、後半はミキシングの方法を解説していこうと思う。
また使用キットなどはページの最後に記載。
参考になれば。

完成写真【前面】

▲MGダブルオークアンタのパッケージをイメージした写真。
・ベースに使ったガンプラはダブルオーシアクアンタ。
昨年の夏に買えたもので、いずれ形にしたいと思っていたところ今回のコンペがあったから本格的に制作を開始した。 ▲昨年夏の時点のもの。足をヒール状にして少し改造している。この時からスタイリッシュに見せたいという構想があった。

完成写真【背面】

▲変更点は腰と背中右側にサーベルを付けているところ。
・腰は支柱が邪魔になっているからわかりにくい(申し訳ない)。
・サーベルを取り付けた理由は、 ビルドファイターズトライ本編にて乗り手が使った最後の武器のシーンが印象的だったから。

完成写真【ポージング①】

▲左肩のバインダーとサイドスカートにクリアパーツを追加。華やかで迫力のある表現をした。
・元々このキットにはバインダー、腰の後ろ側、武器にクリアパーツが付いている。それを(使用したパーツは違うが)一目で分かる場所に集約。
・結果、画像のようにポージング次第で迫力がある見た目につながるようになった。
・またクリアパーツは成形色そのままを活かすため、400番~2000番までヤスリがけを行い先端がシャープに見えるようにしている。

完成写真【ポージング②】

▲ネイル。ロボットにはそもそも必要ないものなんだけど、女性のイメージを連想させるために付けてみた。
・指先だけ色が違ったり、ネイルをつけているMSが存在する。今回はそれらを参考にしつつグラデーションでネイルを表現。
・配色は実際にネットで検索してどんなネイルがあるか調べた。
・缶スプレーでもグラデーションができることに感動。

ミキシング解説

ここからはそれぞれのパーツをどのように取り付けているか解説していく。

胴体と腰

▲胴体を分解した状態。
・胴体はシアクアンタ、腰はオルトリンデ。
・使用したのはボールデンアームズに付属しているボールジョイント(一番大きいサイズ)。 この形状がオルトリンデの腰にジャストフィットする。

ちなみにオルトリンデの腰パーツはグリムゲルデや、ジークルーネと同じなのでそのキットの改造にも同じ手法が使える。

背中

▲胴体を横から見た状態。
赤丸印のところに注目。
加工個所はこの部分をピンバイスを使って3mm開口したのみ。

上手く穴を開口する方法
①画像のように一部分を四角形に見立てる。
②対角線を引く。
③対角線が交わる中央部分から穴をあける 。
ピンバイスで開口する際は1mm>1.5mm>2.0mmと小さい数字から「順番に」開けていく。

背中の武器

▲ばらした状態。
・構成は以下の通り
①エクシアのサーベル ②コアガンダムのサーベル取付パーツ ③3mm棒(開口した背中の穴に差し込む用)
・特筆すべき加工はしていない。 ただパーツを組み合わせただけ。

腰(サイドスカート)

▲ばらして展開した状態。
腰はほぼオルトリンデのパーツだが、一部ちょっとした加工が必要。
①この部分はそのまま腰につけると干渉するのでニッパーでカット。
②元々穴が開いている部分だがそのままでは取り付けられないため、適当な3mm穴の開いているパーツを接着して取り付け可能にした。
③トランジェントガンダムの武器パーツの先端を接着。 元々は長い持ち手が付いている武器だがその部分をニッパーで切っている。

脚部

▲左側が加工後、右側が加工前。
・左側上によけている黒いパーツがオルトリンデの股関節。
・本来であればクアンタの脚(右側)は関節を取り付けるためにポリキャップが入っている。 そのポリキャップを取り除くと、オルトリンデの股関節パーツがすっぽりとハマる。
・ただし若干サイズが緩いので、関節パーツに2mmのプラ板を貼りつけ、 ヤスリがけをして調整している。

▲左が加工後、右が加工前。
・ジークルーネの足を使用。
そのままでは脚に干渉して取り付けられないため、 画像赤印の部分をニッパーでカットして取り除いている。
・足首のパーツ(画像左上の黒いパーツ)はクアンタのもの。 足パーツを取り付けられるようにするため、両サイドをニッパーでカット。ボールジョイントのサイズが足にはまるようにヤスリがけをして調整した。

ヤスリは120番から。
ある程度削れたら240、400番で調整しながらヤスリをかけていく。

あとがき

本ブログで初めての完成品、製作過程を投稿した。
画像では分かりにくいんだけど、この作品は全塗装ではなくクリアパーツと一部白色部分の成形色を活かして仕上げている。
今後も完成品や製作過程を投稿していこうと思っているので、ぜひ参考にしてもらえたらと思う。

使用塗料
・ブラックサーフェイサー1500
・灰色9号
・ブルーバイオレット
・ピンクサーフェイサー(指先)
・MSパープル(指先)

使用キット

▼ボールデンアームズはミキシングに使えるパーツが豊富なのでオススメ!

使用ツール

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▼ピンバイスの刃は1.0mm、1.5mm、2.0mmと0.5mm刻みで3.0mmまで揃えていると製作の幅が広がるのでオススメ。

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黒虎(くろこ)
東京で生まれ現在は兵庫県に在住。 小学生のころ友人の親からDVDを借り、ガンダムSEEDを見たことをきっかけにガンプラの存在を知る。 以降ガンプラを作ることはあったが、本格的に作り始めたのは社会人になってから。SNSへの投稿を経てミキシングという作り方を知りどハマり。ガンプラ製作が人生の一部になる。
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