ミキシング

初心者でもできる!?ミキシングの方法

ミキシングにハマってはや5年。めちゃくちゃ楽しんでる。

ミキシング=改造=難しい
と思われるかもしれないけど、そんなことはない。
というのも、ミキシングってパーツの組み換えが基本だから。

今回この記事ではその組み換えをどんな風に行うかを4つの方法に分けて紹介する。

なかには初心者向きでない方法があるかもしれないけど、
・これからミキシングを始めたい
・どうやって作るか悩んでいる

そんな方のヒントになってくれれば嬉しい。

ミキシングとは

「ミキシング」って言葉自体は音楽界隈でも使われているみたい。
模型で使われる場合の意味はコレ↓

ガンプラを改造する際に、異なるキットのパーツを組み合わせる技法のことを指します。
ChatGPTより

アート技法の1つである”コラージュ”のように説明書なしで自由に作れるのが魅力。
また、それを世に公開した時に得られる反応も楽しい。

ちなみにChatGPT曰く、
「よりクリエイティブな改造を楽しむ方法として多くのモデラーに人気がある」
とのこと。
真偽はさておき、俺がハマっているのは事実。

方法4選

そんなミキシングだけど、人によって色々な作り方があると思う。
ここからは実際に俺がどうやってミキシングをしているかを紹介していく。

初心者におすすめ[3mm]の活用

オススメ度:★★★★★
手軽さ:★★★★★

ガンプラには3mm穴といった規格がある。
3mm穴とは↓

ガンプラの「3mm穴」とは、
オプションパーツやカスタマイズパーツを取り付けるために使われ、ガンプラのカスタマイズや改造に便利な規格

▲3mm穴が付いているパーツ一例。各パーツに空いている穴がそれ。

おそらくビルドシリーズから顕著に意識されるようになった規格だと思う(違ってたらスマン)。

そんなビルドシリーズで2年前に全身に3mm穴が設けられたガンプラなんかも販売されている↓

https://bandai-hobby.net/item/5862/より引用

(完成度も高くカスタマイズ性も豊富と至れり尽くせりなキット。
ただ、最近再販がないため、手に入れにくいのがネック…)

もはや「3mm穴」の活用は公式からの推奨レベルに感じられる。
こうした商品も出ているくらいだから、
”まずは3mm穴にパーツを取り付けてみる”
というところから始めてみるのはどうだろう。

初心者に一番オススメしたい方法。

余談だけど、
俺はミキシングを始めた当初、いかに3mm穴を使うかばかりを考えていた。

“同じシリーズ”でそろえる

オススメ度:★★★★★
手軽さ:★★★★★

例えば下の画像↓

▲HGミカエリス×ベギルベウトルシュ×水星の魔女MS拡張パーツセット

これは水星の魔女シリーズのキットだけを使って作っている(塗装もしていない)。

同じシリーズのキット同士だと構造も同じなことが多い。
実際、このガンプラはミカエリスとべギルベウトルシュという2キットのパーツを組み替えただけ。
難しい改造をせずとも簡単に作ることができる。

特に水星の魔女シリーズは規格やデザインの統一が図られているものが多い。
何より入手がしやすい(2025年時点)。

そのためこの方法も初心者にオススメ。

▲同じパーツでも使う数や配置を変えることで、全く形の異なる物ができる。
これもミキシングの醍醐味の一つ。
(なおこの形にするには少し改造が必要。あくまで紹介)

“同じデザイナー”で統一する

オススメ度:★★★★★
手軽さ:★★★☆☆

同じデザイナーのガンプラのパーツのみを使って作るということ。
利点は以下の2つ。

①世界観を超えたミキシングができる。
②パーツが選びやすく、合わせやすい

例えばこれ↓


▲ダブルオーシアクアンタ×オルトリンデ

鉄血のオルフェンズとビルドシリーズと全く異なるシリーズ同士のパーツを合わせている。
ただし使用パーツ(キット)はすべて海老川さんがというデザイナーのもので統一。

このように同じデザイナーのパーツを使うことでシリーズの垣根を越えたミキシングができる。
また、同一デザイナーのパーツを使うことで膨大な選択肢をギュッと絞ることもできる。

デザイナーとか言われても分からないよ!という人も安心してほしい。
・「キット名 デザイナー名」
・「作品名 デザイナー名」
とかで調べれば出てくる。
深い造詣がなくても全く問題ない。

▲「作品名 デザイナー名」で画像検索した結果の一部。

使うキットによったら入手難易度の高いものがあったりもする。
その点から手軽に行うには少し厳しいかもしれない。

“同じ系統”でまとめる

オススメ度:★★★★★
手軽さ:★★☆☆☆

同系統のガンプラとは
簡単に言うと、同じシリーズや設計思想に基づいて作られたもの。

この方法の最大の利点は、
いいところ取りができるということ。

下の画像がその例↓

▲ダブルオースカイ×ダイバーエース×ダイバーアークといったキットを使っている。

ダブルオーガンダムを中心にカスタムされたキットを集め、自分の好きなパーツのみを使う”いいとこ取り”で作っている。

ミキシングしていると、あれもこれもとパーツを選んで中々まとまらなかったりする。
でも、こうやって同じ系統でそろえればそういったデメリットを気にせずに作れる(それでも迷う時は迷うけど)。

”再販の少なさから種類をそろえるのが難しい”ということを除けばオススメしたい方法ではある。

あとがき

色々なミキシング作品が見られる昨今。
見るたびに学びの連続。
人の数だけ発想があるんだと思わされる。
だからこそ飽きないし、俺もこういうふうに作りたい!とモチベーションアップにつながる。

俺も最初から上手くできていたわけではないし、今もそれなりにできるくらい。
でもここまで紹介してきた方法を中心にあれこれミキシングしていったら、見てくれる人がだんだん増え、交流の輪が広がった。
そんな背景があるから自信をもって紹介できる(怪しい勧誘ではない)。

この記事がミキシングをする人の後押しになれればと思う。

なお、本記事に書いていることはあくまで俺自身がやっていること。
ガンプラは自由。
作り方に正解なんてない。自分が思うやり方で楽しんでほしい。






黒虎(くろこ)
東京で生まれ現在は兵庫県に在住。 小学生のころ友人の親からDVDを借り、ガンダムSEEDを見たことをきっかけにガンプラの存在を知る。 以降ガンプラを作ることはあったが、本格的に作り始めたのは社会人になってから。SNSへの投稿を経てミキシングという作り方を知りどハマり。ガンプラ製作が人生の一部になる。
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