感想

SNSでは味わえない!展示会に参加して感じた3つの楽しさ

8/16、17にマイドームおおさかにて開催された展示会に参加してきました!
今回は自分の作った作品を展示する側としての参加。

今やSNSに作品を投稿した方が多くの人と繋がれるようになっているこのご時世。
それでもなお、自分が作った作品を外へ持って行き、展示会に参加するのはなぜか。
それは、展示会にはそれだけの魅力があるからなんです!

今回はそんな展示会の魅力をご紹介して行ければと思います!

展示会とは

そもそも展示会とはというところですが、美術館や○○展と同じで、作品を飾る会です。
プラモデルの展示会では、長机に作品を並べて展示するのが基本です。机の上にそのまま展示することもあれば、写真のようにひな壇を作って高さを上げて展示することもありあます。
また、個人参加はもちろん、サークルを作ってグループで参加する人もいます。

一般的な展示会と異なる点は、
”制作者が作品と共にいる”ということです。

そのため、生の作品を見ながらその場で作り手のお話を聞くことができます!
XやInstagramをはじめとするSNSでは、性質上どうしても作品>説明となるため、そこだけでは知りえなかった情報を得ることができちゃいます!

作品を通してお話をすることで、新しい発見があったり、今後の製作のヒントにもなります。

展示する魅力とは

そんな展示会ですが、外部に作品を持ち出せば、破損のリスクもあります。また、ショーケースに入れて飾るわけでもないので、ほこりがかぶることもあります。
にもかかわらず、人前で展示するのはなぜなのか。

個人的には以下の3つの魅力があるからと思っています。というかおれはこれが理由で参加していたり(笑)

・生の作品を見れる
・作品に対するアクションが嬉しい
・他の方の作品と並べられる

①生の作品が見れる(見てもらえる)

先ほども少し述べましたが、展示会に作品を持っていくことで、来場される人に自分の作品を見てもらえます。

見てもらうという点においてはSNSと何ら変わりはありませんが、生で見てもらえる、というのが大きなポイントです!
というのもSNSでは、写真の撮り方や加工などで作品を魅せることができますが、展示会ではそれができません。
つまり、写真の撮り方や機材に左右されず、作品そのものを見てもらえるんです!

また、展示する側も自分の作品を見るのですが、普段と違った角度から作品を見ることになるため、「ここはもっと作りこんだ方が良かったな」など振り返ることもできます。

▲後ろを見るってあまりしないですよね

②とにかく嬉しい

来場される方が自分の作品を見て、声をかけてくれたり、写真を撮ってもらえることがあります。
製作者の大体が展示している机の後ろや周辺にいることが多いので、「かっこいい」などのコメントを直接耳にできると非常に喜びます(笑)(そういう生き物です)。

特に目の前で写真を撮ってもらえるのは、SNSで反応をもらったときの比ではないくらい嬉しいです!

また、見に来られた方と自分の作品についてや作り方など色々なお話ができ、とても充実した時間をおくることができます!楽しい!

③他の人と作品を並べられる

グループ単位で展示会に参加すると、そのメンバーと作品を飾ることができます。
自分の作品の隣に並んだ他の人の作品は、作り方や表現の方法が異なるのは当然!
そのため、自然と自分が作った作品の足りない部分や、よくしたい部分が浮き彫りになります!

また、下の写真のように同スケール・シリーズで作品を並べるいわゆる”合わせ”ができるのも醍醐味の1つ!

▲奥の白いやつがおれのガンプラ。たまたまではあったけど、MGのSEEDシリーズのミキシング作品を並べることができた。

上の画像は実際に展示した時の写真です。
このようにお互いが作った作品を並べて合わせるという楽しみ方ができます!1人ではできないことも展示会ではできちゃいます!

展示する側の気持ち

展示する側としては見てもらえて嬉しい、色々な人とお話ができて楽しいというものですが、実はそれは慣れてからの話なんです。

特に初めて展示する時はそんな余裕がなかったりします。
ということで、ここからはおれが初めて展示会に参加した時の話をサラッと書いていきます。

初めて展示会に参加した時の話

ある展示会に足を運んだことがきっかけとなり、出展側として参加することになったおれ。
3月の開催ということもあり、季節的にも丁度いい。なにより1人ではなく2人で参加という形なのでありがたい。
右も左も分からないが、失礼のないようにだけしよう。
そんなことを考えつつ、自分が作った作品そして不安等々をもって会場へ向かった。

震える手、そして発汗

その日の天気は雨。
誘ってくれた方がひな壇を持ってきてくれたのだが、傘に作品と大荷物。
地面に頭をこすりつける気持ちで感謝しつつ、いざ展示の準備をする…

ただ作品を展示するだけ。
そのはずなのになぜか手が震える。
周りにも見られている気がする。なんか展示の方法おかしいか?
特段暑い日でもないのに気づいたら額(ひたい)や背中にうっすらと汗をかいている。
大丈夫かおれ?

という気持ちでやっとこさ展示完了。
後々一緒に飾った方から聞いた話、最初は緊張しますよね~ということだった。
良かった、どうやらおれは正常だったらしい(笑)

新しいつながり

当時飾ったガンプラはこの3つ。

▲アクセルレイトテルティウムフルバーニアン
▲アストレイESIReR
▲トールストライクガンダムエクスグリッター

テルティウム(画像1枚目)は回転台にも乗せていただき、好待遇。
また、この作品を見ておれを知ってくれた方から声をかけてもらえた。

ちなみに当時のおれはガンプラのSNSアカウントを持ってはいたが、その声をかけてくれた人を知ったのは初めて。
今やその方とはサークルを組んで一緒に展示会に行くまでの仲になっている。
SNSだけしかやってなかったら、このつながりはなかっただろうなと思う。
展示会に参加したからこその出会いもあるみたい。

声をかけてもらうことや写真を撮ってもらうということは少なかったけれど、それでも人に生の作品を見てもらえる…!それだけで、その日はガンプラに対するモチベーションが人生で一番高まっていた。

あとがき

今こうしてガンプラを作ってブログや動画と挑戦していますが、多分あの日展示会に行ってなかったら、ここまでやっていなかったと思います。
それだけ、展示会というイベントは自分にとって大きいものでした。
見に行くだけでも楽しいですが、展示する側として参加すると、そこに嬉しいも加わります!

SNSだけでは味わうことができない感覚が展示会にはあるので、気になる方は一度足を運んでほしいです!

ちなみにおれは、9月に東京で行われる『ネクスポ』という展示会に参加予定!
関東の展示会では規模が大きい展示会のようなので、お近くの方は見に来てみてはいかがでしょうか!?

そこから縁がつながって今度は自分が展示する側になるかもしれませんよ~!





黒虎(くろこ)
東京で生まれ現在は兵庫県に在住。 小学生のころ友人の親からDVDを借り、ガンダムSEEDを見たことをきっかけにガンプラの存在を知る。 以降ガンプラを作ることはあったが、本格的に作り始めたのは社会人になってから。SNSへの投稿を経てミキシングという作り方を知りどハマり。ガンプラ製作が人生の一部になる。
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